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2006年 01月 20日
麻生哲郎さんは、私が生意気盛りのコピーライターの頃に広告会社でクリエイティブディレクターとしてお世話になった大先輩です。が、昨年の暮に30年ぶりに感動的な再会が果たせました。『プラハからパリまで―ヨーロッパの古都をゆく<麻生哲郎 旅のスケッチ展20周年記念個展>』がプランタン銀座で開催されていることを新聞で偶然知り12月の23日に急ぎ会場に参上いたしました。
おだやかなお人柄はあい変わらずで風格がいっそう増され、コピーライターの巨人でもあられたその後に絵筆をおとりになられてからの大きなあたたさが漂う洒落たタッチの近作を数多く拝見し、行ってよかった!仰天の感動でした。 当日はギャラリートーク「美しい道・好きな道・健やかな道」と題され鈴子夫人ともどもライフスタイルについて打ち明け話も伺えました。フランスの家庭料理の先生であられる奥様とのまさに二人三脚の20年で味わい深いお話がたくさんありましたが、とくに印象的な部分を麻生先輩のお言葉でご紹介いたします。 私にとってスケッチの旅とは―。それは風景との出会いです。ある人の説によれば「風景」という2文字は“風情のある情景”に分解でき“風情”と“情景”が共有している“情”を「風景」は内に秘めているのだそうです。私のハートに触れた風景との出会いとはこの“情”との出会いに他なりません。そして私にとってこの“情”は人々の生活のいとなみの姿です。 私の絵の中にはかならず人物の点景がありたとえ無くてもその気配があります。並木が家路が窓があります。赤い日除けのカフェがありこうばしい匂いのパン屋さんがありむっと匂うチーズ屋さんがあります。このように私の絵は自然と暮らし寄り添って行きます。これが私の出会う風景なのです。 麻生さんは『人生は旅であるともうしますが、その意味で20年つづけてまいりました「旅のスケッチ展」は私のささやかな人生の旅の中のささやかな旅であったのだと思います』、ともおっしゃっています。また旅先での自由な気分と出会いはたいせつにしつつ計画は綿密に組み必ず実行されたそうで、あの大らかで洒落た筆致の画境にいたる過程ではかなりのご苦労もされたことと推察いたしました。 好きな道迷い道かも知れないが寄り道しても近道せずに では、また来週お目にかかります。 麻生哲郎 旅のスケッチ展 20周年記念個展 ※リサイクル・ベンチャー「資産売却課」ネットオークション
by itabashi_1
| 2006-01-20 11:00
| 世の中・日常
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