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2005年 12月 02日
フランソワーズ・サガン (仏女流作家)が昨年9月、69歳の若さでなくなりました。私の超若きころ「ブラームスはお好き?」などが大ヒット、アンニュイ・・・何て言葉が流行りました。18歳の時「悲しみよ今日は」でセンセーショナルなデビュー。ジーン・セバーグ主演で映画化され「セシル・カット」のショートヘアが日本でも大流行でした。
おっと、お話がサガンさんにいってしまいそうですが、先に『 フルトヴェングラー読み聴き感動体験』と銘打ち、 フルトヴェングラー指揮のベートーヴェン交響曲第5番「運命」をダイソーで「105円」で購入の感動体験をご披露いたしました。実はまたまたダイソーでフルトヴェングラーのブラームス「第1交響曲」を購入、これまた大いに感激でした。 敬愛する「吉田秀和」さんの感想でご紹介したかったのですが・・・蛮勇?を奮いまして思うところ書いてみます。 再び導かれるようにダイソーのCDコーナーの「フルトヴェングラー名演集」全10巻を見てましたら、ナ、なんと大好きなブラームスが1枚、交響曲第1番があるではありませんか。これまたさっそく105円(安くてどうもすみません)購入し駐車場のWISH(かなりの大音響もいける貴重なリスニングカプセル?)にすっ飛んで行き聴いてみました。 第1楽章、軍馬の群れが淡々と行進するかのような2拍子テンポですが何と明快な導入でしょう。何とティンパニーが壮大に打ち鳴らされているのでしょう。これぞ正に「フルトヴェングラー」でした。あのベートーヴェンの「第5交響曲」、女房に嫌がられるほど聞き込みましたので今回は声を大にして断言してしまいます。イメージとしては「いろいろあるけどやらねばなるまい。暗い雲の隙間から光も見えてきたではないか、希望をもって前進しようではないか・・・」、第4楽章の全面的開放感に向けて14分という圧巻の序章です。 第2楽章はかなり陽が差してきてメジャーで進行。テーマに入るバイオリンのソロもよく立っており、室内楽的に弦楽で情緒たっぷりに進みます。ちょっとビールでも一杯やって明るく行きましょう、てな気分にしてくれます。 第3楽章、あっさり5分程度。最終楽章へのブリッジの章は空もあかるくなり鳥たちも舞っているようです。シームレスに最終第4楽章に入りました。5分経過後ホルン、フルートの掛け合いから突如あの大テーマが登場します。小学唱歌にあったようなあのメロディアスなテーマ、これが大好きなのです。目指す山頂に駆け昇りました。希望も新たに次の難関を目指そうかな、という気にさせてくれる16分の圧倒的なフィナーレ。ここでもパッカーションが壮大にテンポを刻み盛り上げ気分のよい余韻を残しつつ46分の感動的名演が終了しました。 ブラームスは交響曲が4番までなので私は「全曲」持っていますがこの演奏は愛聴盤のLPとはまったく違う解釈で、ちょっとうろたえましたが一度で好きになりました。先にご紹介いたしました「音と言葉」フルトヴェングラー著/新潮文庫刊で『一つの音楽作品に対しては、ただ一つの解釈の方法しかない』とフルトヴェングラーは述べていますが、まさにその言を実行した演奏と実感いたしました。機会がありましたら、ぜひご一聴をお薦めいたします。 価値こそは価格ではない価値もある感謝してますダイソーさん では、また来週お目にかかります。 ※リサイクル・ベンチャー「資産売却課」ネットオークション
by itabashi_1
| 2005-12-02 07:02
| 音楽
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