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2005年 08月 12日
先週末は孫と「交通博物館」に行ってまいりました。実は21世紀を担う「オタクエリート」の育成を目的とした「全国統一オタク検定試験開催」のニュースを耳にしオタクの聖地秋葉原に行きついで、これまた話題のメイド喫茶を探訪する構想もありました。が、孫がメイドさんをイタク気に入ってしまったらどうしよう、で思いとどまった次第です。
40度に近いのではという地上温度にたまらず、超高層の秋葉原ダイビルのカフェテラスで涼をとりました。前には大青物市場だったこのあたりの変貌に仰天でしたが、マッサラからの開発とちがいラジオ会館、秋葉原デパートなど老舗と共存でまさに「クロスフィールド」。さまざまな情報が「クロス」して次世代の産業を育成する、というアキバに感慨無量しつつ5分もかからず交通博物館に到着しました。 子供の時いらいでしたので「初めて」の印象でしたが、中身の濃い風格ある陸・海・空の「交通」博物館であり、3世代家族大喜びの大収穫でした。中でも感動したのが少年の頃の憧れだった「オートバイ」の「実車」の数々に出会えたことです。 たとえば原付(原動機付自転車)のルーツとなった「自転車オートバイ」BSモーター。ブリジストン製の自転車に35ccの超小型エンジンを取り付けたもので、ペダルで助走しレバーでエンジンもろとも後輪に圧着始動するという傑作構造です。「夜霧の第二国道」沿いの馬込中学に通っていた頃、毎朝BSモーターの快音とともに登場する「藤沢先生」の勇姿が突如蘇った次第です。日本の高度成長期を牽引したともいうべき「オート3輪」もマツダの丸ハンドル後期モデルで飾ってありました。 親子揃って超満員一番人気は「模型鉄道パノラマ運転場」でした。200両ものHOゲージ電車・列車・新幹線が集結し学芸員のお兄さんの運転と語りにより「走る日本列島24時間」といった趣でたいへん感動的!ジオラマの背景画は銭湯専門のペンキ絵師の手になる物だそうで壮大にしてシュールな富士山の朝焼け、夕焼けが劇的でした。 幻の万世橋駅そこここに子らの夢乗せ名残留めん ―東京駅より先輩格の万世橋駅跡が交通博物館 では、また来週お目にかかります。 ※リサイクル・ベンチャー「資産売却課」ネットオークション
by itabashi_1
| 2005-08-12 08:00
| 世の中・日常
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