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2007年 02月 25日
『武士の一分(いちぶん)、写真家の1分(いっぷん)ってね(笑い)』 ご存知名調子と共に写真家の荒木経惟さんがAERA English3月号の[パックン対談]に登場していました。
パックン 写真に目覚めたのは何歳のときですか。 荒木 まだ目覚めてないねえ。このとこ寝不足で(笑い)。 P:So when did you firsit awaken to the wonder of photography? A:I haven't awoken yet. I'm behind on my sleep these days. さっそくアラキ調で始まりましたが、翻訳を超えているところが多いようですので日本語対談のままさわりをご紹介してみます。 パックン 荒木さんは海外でも売れっ子なんですけど、日本人を撮るのと、外国に行って向こうの人を人を撮るのでは違いますか。 荒木 私の場合は「言葉撮り」でしょう?いい加減なこと言って、相手がそれに反応したところを、撮る。そういう意味では、海外は難しいね。でもね、それ以上に、向こうの人は顔に言葉がある。イタリーに行ったときに、紡績工場の職工たちを片っ端から撮ったんだけど、みんなマストロヤンニみたいに、かっこいいの。日本人はさまになんないね。 コミュニケーションは、いい写真を撮る最大の道具? 完全にそうだね! パックン 荒木さんは有名な方の写真もいっぱい撮ってらっしゃるけど、自分も有名人でしょ。どう思います? 荒木 有名になろうと思ったわけじゃないけど、でも流れだから。だって、写真家っていうのは、自分をさらさないと向こうもさらしてくんないって感じ、あるじゃない。 パックン しょうがないから、有名人を楽しもうぜみたいな感じですか。 荒木 もちろん、もちろん。だから撮り方も変わってくる。(中略)・・・ものすごくコミュニケーションして撮るの。知られちゃってんだから、もっとこっちをさらけ出す。それから向こうにもさらけ出させる。 パックン コミュニケーションは、いい写真を撮る最大の道具ですか。 荒木 ああ、もう完全にそうだね。それが正しいと思うよ。(中略) パックン 世界の荒木さんが見て、日本のいいところは。 荒木 どこだと思う? パックン マナーのよさ。お金で買えません。 荒木 礼節ね。いま、「武士の一分」って映画やってるけど。武士の一分(いちぶん)、写真家の1分(いっぷん)ってね(笑い)。 パックン 最後に一言、荒木さんならではのコミュニケーション術を。 荒木 うん、とっさの接吻だな!一分でも、1分でもなくて、接吻。シャッターチャンスと同じぐらい速くなくちゃ。 パックン 瞬発力! 荒木 こっちの気持ちの接吻のようなもんだよ、写真なんて。本能的とか、生理的とか。街撮ってても、すぐ電柱に接吻するから、もう、唇が荒れてしょうがないよ。 その他、3月号のAERA EnglishにはU2ボノのインタビュー記事『今のアフリカ、それは毎月津波が襲ってくるのと同じだ。』や、『ウィル・スミス父子が贈る、幸せになるための英語』などなかなか読み応えのある記事が満載でした(日本語部分だけ読んで満足してしまう傾向をいつも反省してます)。 撮るならばやっぱりにっこりアラーキー笑顔は残れど真顔それまで では、また来週お目にかかります。 ※リサイクル・ベンチャー「資産売却課」ネットオークション
by itabashi_1
| 2007-02-25 17:00
| 写真
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