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2005年 11月 18日
「近代経営学の父」と呼ばれた米経営学者ピーター・ドラッカー氏が天国に召されました。Sponichi Annexによれば、11日、米カリフォルニア州クレアモントの自宅で死去した。95歳。オーストラリアのウィーン出身。1931年フランクフルト大学を卒業。ロンドンの銀行エコノミストを経て、37年に渡米後、米国籍を取得。ニューヨーク大やクレアモント大教授などを歴任。「断絶の時代」などの著書で知られる。88年に行った講演の中で、円高に対応した日本企業の海外進出によって、終身雇用の崩壊など労働問題に直面する可能性を指摘した。AP通信 Photo By 共同
60年代末に「断絶の時代」が世界的ベストセラーとなり流行語にもなった頃来日した時のテレビでのご発言が印象に残っています。「日本の産業が発展していくのは喜ばしいのですが、どうか美しい日本の自然をたいせつにして欲しい・・・」というような事をおっしゃっていました。当時は田中角栄首相の「列島改造論」に国を挙げて突き進んでいた時代で私も意外でした。日本の美術がお好きで親日家でもあられたようです。「断絶の時代」は、産業の情報化による知識社会の到来や経済のグローバル化などを予言し、政府の民営化も指摘し、サッチャー元英首相が政策に採用する契機にもなったようです。 私の本棚から「断絶の時代」が消えてしまい長いことご無沙汰していましたが、2001年に購入した新著をやっと昨年読み感動いたしました。「チェンジ・リーダーの条件」(ダイヤモンド社刊)、みずから変化をつくりだせ!という刺激的なサブタイトルがついた「はじめて読むドラッカー[マネジメント編]」3部作の一冊です。 カバー裏の「変化はコントロールできない。できるのは、その先頭に立つことだけである」・・・・・に納得、せめて気概だけでも持たなくては。巻頭には「日本の読者へ―一般教養としてのマネジメント」とありわれわれに向けてメッセージが添えられていました。 数多くのドラッカーの著作から、ドラッカー自身がそのエッセンスを選び抜いて、一冊にまとめあげてあり、骨っぽい内容でもありますが具体例が豊富で、「変化をつくりだす」ためのドラッカーの意図がよく納得でしました。最後の「付章『イノベーションか、廃業か―金融サービス業の岐路』」に至っては、あらゆる産業についていえることであり、しかも希望にみちたメッセージ。起業家精神発揮の種を身近に引き寄せてもらった感慨がありました。 帯に大書してある、自分と未来は変えられる! マネジメントは「なぜ」必要なのか、「何を」行うのか、「いかに」行うのか。その基本と本質を解くドラッカー経営学のエッセンス!に偽りなしでした。「はじめて読むドラッカー[自己実現編]プロフェッショナルの条件」も、ぜひ読んで見たいと思います。 では、また来週お目にかかります。 ※リサイクル・ベンチャー「資産売却課」ネットオークション
by itabashi_1
| 2005-11-18 15:00
| 本
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